multirhythm

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

オオマア・カイアム 『アルス泰西名詞選1 ㇽバイヤット』 1921年

オオマア・カイアム 『アルス泰西名詞選1ㇽバイヤット』(竹友藻風訳)アルス 1921年

DSC_1001 - s

DSC_1003 - s DSC_1002 - s

DSC_1005 - s

 

「背は羽二重の深紅染、平も羽二重の白のつぎ表紙。平に黄・紅2色の草模様。平中央・背は金箔。天金。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、108頁)。

『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』三省堂サイト:https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/

 

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

前田夕暮 『烟れる田園』1926年

前田夕暮 『烟れる田園』 アルス、1926年

DSC_0389 -s

DSC_0390 - s

DSC_0392 - s

「雲形強圧髪に白と黒緑でたんぽぽ、背文字は金箔押し。カバーは乳茶色の同質紙に
焦茶と鼠で凸版刷り。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、115頁)。

DSC_0388 - s

蔵書印あり。

 

 

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

山村暮鳥 『梢の巣にて』 1921年

山村暮鳥 『梢の巣にて』 叢文閣 1921年

DSC_1287 s

DSC_1289 s

「白地に藍と赤で素描。文字は金箔押し」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎
装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、108頁)。

DSC_1344 s

原稿あり。

 

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

『決定版 現代日本小説全集 第二十六巻   山本有三集』 1937年

『決定版 現代日本小説全集 第二十六巻 山本有三集』 アトリエ社、1937年

DSC_1183 s

DSC_1184 s

DSC_1185 s

DSC_1216 s

DSC_1222 s

深紅の薬囊地に金箔押し。箱は和紙に木版原刻の連続模様を黒で全面に使い、文字は窓をあけて弁柄色。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、137頁)。

第一巻菊池寛集の原稿が残されている。

DSC_1346 s

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

大佛次郎 『宗方姉妹』   1950年

大佛次郎『宗方姉妹』 朝日新聞社、1950年

DSC_1153 s

「中央は木版手法で青藍色のレース模様を転写。枠は金箔押し。背文字は茶色。背中央にレース模様と同色の小円」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、151頁)。

扉にも、二色の小円。
DSC_1210 - s

 

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

土岐義麿 『柚子の種』 1929年

土岐義麿 『柚子の種』 大阪屋号書店、1929年

DSC_0142 - s

DSC_0147 -s

 

「深緑色薬囊地布に金箔押し。見返し卵黄色、扉は深緑と黄。「本の美術」には「当時土岐さんは緑いろが好きだった」とある。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、126頁)。

裏表紙に型押しあり。

メモの挟み込みは孝四郎による。

 

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

武者小路実篤『後ちに來る者に』1916年

武者小路実篤 『後ちに來る者に』  洛陽堂、1916年

DSC_0917s

DSC_0918s

DSC_0919s

「グレーと白の紙の貼り合せ。文字は金。背の白い紙の平へのかかりが少なく、洒落た感じの仕上がりとなっている。茶の貼箱に外題貼り。描き文字。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、106頁)

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

吉田絃二郎 『小鳥の来る日』1921年

吉田絃二郎 『小鳥の来る日』 新潮社、1921年
DSC_0832 - s

「上質紙に黄の草紋様。文字グレー」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、108頁)

DSC_0834 - s

蔵書印あり。

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

廣津和郎 『狂った季節』  1950年

廣津和郎 『狂った季節』 六興出版社、1950年

DSC_0611 - s

DSC_0612 - s

DSC_0614 - s

「表紙はケント紙に紙皺模様を灰靑と灰橙2色で重ね刷り」、函は「白洋紙に木版技法で灰紅色の木の葉を移した」(いずれも『恩地孝四郎 装本の業』掲載、邦郎によるコメント、150頁)。函の中央は、その形状から朴ノ木の葉と思われる。

孝四郎は、獨逸学協会学校中学(旧制獨協中学校)を1909年(明治42年)に卒業(『獨協学園史 資料集成』(獨協学園、2000年))。学園に保存されている在学中のドイツ語の成績に落第点はない。フランス語は独学。

欧文蔵書のうち、ドイツ語、フランス語によるものは数多く、この二つの国に深い関心を寄せていたためか、孝四郎はドイツ、フランス、日本の木として、菩提樹、マロニエ、朴ノ木を庭に植樹した。

DSC_0699 -s

木の葉が葉脈のみとなったもの(この作品に使われたというわけではない)。
邦郎が資料として保存していた。

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

『江戸川乱歩 孤島の鬼・一寸法師・陰獣・其他』           1950年

現代大衆文学全集『江戸川乱歩 孤島の鬼・一寸法師・陰獣・其他』昭和25年、春陽堂

DSC_0520 s

DSC_0521 - s

DSC_0523 - s

DSC_0548 - s

DSC_0551 - s

木版原刻の連続模様による函については『恩地孝四郎 装本の業』(恩地邦郎編、三省堂、1982年)に解説のみあり。