multirhythm

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

野間宏(ほか)『文学的映画論』 1957年

野間宏(ほか)『文学的映画論』 中央公論社、1957年。

DSC_0006arss

 

DSC_0009arss

野間宏(1915‐1991)は、戦後、小説、評論、詩の分野で活躍。
孝四郎没後の出版。孝四郎担当は表紙で、この時期に出版された新書サイズの書籍に同じデザインが使われている。カバーは書籍により違う人が担当していたようだ。この本のカバーは洋画家、芝清福による。

色違いで同じデザインの伊藤整著『女性に関する十二章』(1954)が、恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』(三省堂サイト;https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/)に掲載されている(邦郎によるコメント「グレー白抜き模様に文字は黒。159頁)。

DSC_0023arss

野間宏「大衆映画論」のほか、佐々木基一「芸術としての映画」、花田清輝「映画監督論」、安部公房「映画俳優」、埴谷雄高「古い映画手帖」、椎名麟三「シナリオと映画精神」が収められている。

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

北原白秋・三木露風・川路柳虹編『現代日本詩選』 1925年

北原白秋・三木露風・川路柳虹編『現代日本詩選』  アルス 1925年.

DSC_1224 arss

DSC_1226arss

「臙脂色の荒目の紬に、背は空押しをした上に茶色の革を貼り、書名金箔押し。」
(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』(三省堂サイト;https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/)掲載、邦郎によるコメント、113頁)。

数多くはないが、自分の作品に蔵書印を押している場合もある。
DSC_1250arss

 

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

北原鐵雄(編)『最新科學圖鑑10 建設の科學 上』1932年

北原鐵雄(編)『最新科學圖鑑10 建設の科學 上』アルス 1932年

DSC_0076arss

DSC_0077arrss

 

「赤滑面クロスにニッケル箔と群青箔押し。グラビア印刷の写真が貼付されている。見返しは沈淡青・沈灰茶2色オフ。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』(三省堂サイト;https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/)掲載、邦郎によるコメント、131頁)。

 

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

横光利一 「赤い色」 1926年

横光利一 「赤い色」(横光利一著作集1) 金星社  1926年

DSC_1721arss

DSC_1722arss

 

恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』(三省堂;https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/)には同シリーズの2「マルクスの審判」が掲載されている。「淡灰茶シボ付紙に黒と茶。略装」とある(117頁)。

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

眞船 豊 『白魚』  1951年

眞船 豊 『白魚』 創元社 1951年

DSC_0728arss

DSC_0729arss

DSC_0730arss

DSC_0750arss

「カバーは白地に灰茶・灰緑でデカルコマニー、文字は黒。表紙は白地に周囲藍の縁どり、背文字は灰緑。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、156頁。)『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』三省堂サイト:https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

太宰治 『パンドラの匣』 1946年 

太宰治『パンドラの匣』(名著初版本復刻)河北新報社 1946年

DSC_0005arss

DSC_0019arss

DSC_0020arss

恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』(三省堂)に掲載されていないのは、所蔵本が復刻本であったためと思われる。

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

伊庭孝『シューマン』

伊庭孝『シューマン』(アルス楽聖叢書)、アルス、1930年

DSC_0081ar ko iba 1 -s

DSC_0082ar ko iba 2 -s

DSC_0095 ar ko iba 3 -s

 

「赤滑クロスに黒漆、線が金箔。背は黒漆下刷りの上に和字金箔押し。黒はピーコック・ブルー、オリーヴ色の2色刷り。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、127頁。)『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』三省堂サイト:https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

『ホヰットマン詩集 草の葉』 (有島武郎譯)1946年

『ホヰットマン詩集 草の葉』(有島武郎譯) 富岳本社 1946年

DSC_0003ar_ss

恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』には、第2巻(1947年刊)が
掲載されている。「カバーは淡茶和紙に茶色地模様と鉄紺で文字。表紙は雲母紙に
オリーヴ色と藍。」(147頁)とあり、これは表紙の文字が色違いの、巻数が明記
されていない第1巻と思われる(国立情報学研究所サイト該当ページ:https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN0125567X)。

DSC_0018ar_ss

DSC_0019ar_ss

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

三木露風 『神と人』 1926年

三木露風 『神と人』 新潮社、1926年

DSC8797 ss

DSC8801 ss

明るい青の布表紙の背と平に金の凸版刷り。背はその上に金箔押し。淡紫の身変え四に、扉は黒と紫の2色刷り。

(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』掲載、邦郎によるコメント、116頁)。

『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』三省堂サイト:https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/

DSC8796 ss

著者自身による装幀へのコメントあり。仲間内で親しみを表すときにしばしば「恩地孝」が用いられる。

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

坂口安吾『安吾巷談』 1950年

坂口安吾『安吾巷談』 文芸春秋新社、1950年

DSC_0643 ss

DSC_0642 ss

DSC_0647 ss

「三方折装。茶とくすみ黄の地色に木版技法で紙片と糸の刷り潰し。この地紋が表紙裏まで、周囲の白地を生かして通る。文字は紺色。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、154頁)。

『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』三省堂サイト:https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/

DSC_0663 ss