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ご紹介, 所蔵(邦郎)

弔詞(瀬木博信)

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孝四郎逝去の折、捧げられた弔辞のひとつ

当時の博報堂社長・瀬木博信による、きわめて丁重で、画家や作家とは違う感性を感じさせる文章。

家にあるものは、いかにも整理されたようではなく自然にあるがままにというのが邦郎の考えで、この「弔詞」も、邦郎の手で「弔辞集」と書かれた厚手の封筒のなかに、美術関係者の弔辞、弔電名簿とともに納められ、孝四郎の装幀作品や蔵書とともに無造作に置かれていた。

邦郎は孝四郎の死んだ年、63歳まで父のことは語ったり書いたりすることはしないとしていたが、このようなお言葉の数々も(よく引用されるものは別として)、生来の潔さによるのだろうか、家族の利のために活用されることも、話題にされることもなかった。

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