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ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

三木露風 『神と人』 1926年

三木露風 『神と人』 新潮社、1926年

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明るい青の布表紙の背と平に金の凸版刷り。背はその上に金箔押し。淡紫の身変え四に、扉は黒と紫の2色刷り。

(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』掲載、邦郎によるコメント、116頁)。

『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』三省堂サイト:https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/

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著者自身による装幀へのコメントあり。仲間内で親しみを表すときにしばしば「恩地孝」が用いられる。

ご紹介, 所蔵(孝四郎)

Giraudoux, Jean, Bêtes  1931

Giraudoux, Jean,   Bêtes (Images du monde)  Editions Firmin-Didot,Paris, 1931

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フランスの劇作家、小説家として知られ、外交官でもあったジャン・ジロドゥ(1882-1944)によるエッセイに続き、96枚の動物(昆虫を含む)の写真あり。それぞれにE. Bourdelle と L. Rouleによるコメントがある。

ジャーナリスト、美術批評家のフロラン・フェルス(1891-1977)により発行されたシリーズ「Images du monde」第5集とある。

ご紹介, 所蔵(孝四郎)

ハインツ・ラーシュ『ドイツの人形芝居』1943年

ハインツ・ラーシュ編著『ドイツの人形芝居』(尾崎宏次訳)、新大衆社、1943年

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蔵書印あり。

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ご紹介, 所蔵(孝四郎)

『民家圖集 第一輯』 1930年

緑草會編、今和次郎、柳田国男ほか監輯『民家圖集 第一輯 昭和五年五月 山梨県』 1930年

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写真25点 無綴 タトウ入り。

なぜか「日本ハ景 木曾川 日本ライン 断崖天を摩する 鳩吹山の勝景」と題したモノクローム単写真が入っている。

本シリーズ、ほかにも島根県などあり。

蔵書印あり。

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ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

坂口安吾『安吾巷談』 1950年

坂口安吾『安吾巷談』 文芸春秋新社、1950年

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「三方折装。茶とくすみ黄の地色に木版技法で紙片と糸の刷り潰し。この地紋が表紙裏まで、周囲の白地を生かして通る。文字は紺色。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』、掲載、邦郎によるコメント、154頁)。

『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』三省堂サイト:https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/

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ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

エミール・ゾラ『女優ナナ』 1946年

エミール・ゾラ(山本恭子編)『女優ナナ』(世界名著者物語文庫)新文社,1946年

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「茶と橙で連続模様。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』掲載、
邦郎によるコメント、145頁)。
『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』三省堂サイト:https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/

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ご紹介, 蔵書(孝四郎)

E. -A. Bourdelle : trente trois reproductions de sculptures et dessins、1924

E.-A. Bourdelle : trente trois reproductions de sculptures et dessins,précédés d’une étude critique par François Fosca ; de notes biographiques et documentaires et d’un portrait de l’artiste par lui-même gravé sur bois par G. Aubert,(Les sculpteurs français nouveaux, no. 3), Éditions de la Nouvelle Revue Française, 1924

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美術史家、小説家であるフランソワ・フォスカ(1881-1980)による論考、ブールデル自画像(木版)、彫刻、デッサンの写真33点によるブールデル概説。

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蔵書印あり。

 

ご紹介, 蔵書(孝四郎)

Rodin the man and his art with leaves from his note-book  1918

Rodin the man and his art with leaves from his note-bookcompiled by Judith Cladel, translated by S.K. Star, New York the Century co, 1918

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小説、伝記、批評、劇作の分野で活動したジュディット・クラデル(1873-1958)編著、アメリカ人批評家James Huneker による序文あり。

「RODIN ‘S ‐Book( ロ ダン の 手帖)」、作品解説によるロダンの人生を辿る。

 

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蔵書印あり。

「MARUZEN Co.Ltd」のシールあり。

 

ご紹介, 蔵書(孝四郎)

横山薫次『工藝意匠』1932年 

横山薫次『工藝意匠』(新興工芸シリーズ 第2)金星堂  1932年

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とびらのタイトルに紙片が貼り付けられていた痕跡あり。孝四郎らしい遊びか。

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挟み込みあり。

 

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「書肆 光明堂 東京神田」のシールあり。

 

 

 

 

 

ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)

クラスノフ 『双頭の鷲より赤旗へ 上巻』 1930年

P.クラスノフ 『双頭の鷲より赤旗へ 上巻』(大木篤夫役) アルス、1930年

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「白布に黒・朱赤・黄3色のプリント。箱は濃紺と赤、扉は黒と赤。いずれも直線的で
大胆なデザインである。」(恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』掲載、邦郎によるコメント、129頁)。

『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』三省堂サイト:https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/

 

孝四郎、邦郎がともに使用し、後に邦郎がある程度整えたアトリエの書棚は、孝四郎の
生前にそうであったかのように、感性の赴くままといった様子に設えられていた。

そこでは美術史、博物誌、民族誌、民俗誌から政治社会思想書、さらにはファンタジーや
児童書などに至る、さまざまなジャンルの書籍が使用原語のいかんを問わず、違和感なく共存していた。

ただし孝四郎が装幀作品や蔵書から日頃の振る舞いに至るまで政治社会的な主義主張にはいささか無頓着で、それが宮内省式部職の家の子供としての躾に支えられた振る舞いと 混在していたことに、邦郎はあまり共感していなかったように感じられる(元子の印象)。

とはいえ邦郎も、特定の政党や政治的主義主張の支持者を標榜することなく、政治社会のことは家族のあいだの教養として食卓の話題に挙げる程度であった。

だからといって邦郎は、勤め先の私立高校の同僚や部下の、社会活動家として血気盛んに邁進するものに対して偏見をもったり抑圧的な態度をとったりすることはなかった。

結果、学生運動華やかなりし頃、家の応接間が負傷した教師の臨時救護所となったこともあり、家族は大いに胆力を鍛えられたものである。